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【家具のご紹介】国産チェアの魅力です!【チェアの選び方】
今回は国産チェアの魅力をご紹介いたします!
皆様は「日本製の椅子」と聞いてどの様なチェアを思い浮かべますか?
和風で少し重厚感のあるようなデザインを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本においてダイニングセットの文化は比較的新しいものです。
数十年前までは日本は「床座」の文化でした。
畳などに低いテーブルを置き椅子は使わないスタイルが支流だったのです。
西洋の文化が流入するとともに次第に「椅子座」が支流となっていきました。
そのため、日本でチェア作りが盛んになったのも最近の事なのです。
「椅子は家具の中で最も作るのが難しい」と言われます。
座り心地が良くてもすぐ壊れてしまっては安心して使うことができません。
耐久力が高くとも座り心地が悪いと家具としての役割を果たしているとは言えません。
座り心地がよく耐久力に優れていてもデザインがお部屋や好みに合わないものは使いたいと思えないかもしれません。
それ以外にも使いやすいように軽量に仕上げるなど「良い椅子」を作るためには様々な工夫が必要になるのです。
近年では北欧等からの輸入で良い椅子とされる数多くのチェアが輸入されてきました。
デザイナーズチェアと呼ばれる椅子たちです。
たしかに、北欧などの有名デザイナーズチェアにはそれにしかない魅力があります。
しかし、国産チェアもまた然りなのです!
日本の家具職人の技術は世界的にみても高い次元で精錬されています。
それは一部のデザイナーズチェアを本国ではなく日本で制作していることからも伺えます。
建築からお箸や器にまで「木」を使用し、共に生活してきたからこそ受け継がれたてきた技術があるのです。
しかし、日本の職人は良きも悪きも職人気質です・・・
技術は磨き続けてきましたが、デザインは世界に遅れていました。
しかし、近年になり日本人デザイナーが頭角を現しています。
世界で学んできたデザイナーが日本の暮らしと美意識に合わせた家具をデザインしてくれています。
その優美であり普遍的なデザインを、卓越した技術で作り上げた日本の家具は決して世界の有名デザイナーズチェアに引けをとりません。
もちろんではありますが日本で作る家具は日本人の生活スタイルにあわせて制作されます。
日本人と海外の方では体格も異なれば、生活スタイルも異なります。
最も大きな違いは「室内で靴を履いたまま過ごすか脱ぐか」です。
海外でデザインされたチェアは室内も靴を履いていることを前提としているため座る位置が高めに設定されています。
それでは比較的小柄な日本人では脚が床につかないため、座り心地が悪く感じてしまったり浅く座る癖がついてしまうことがあります。
日本のチェアは元々が低めに設定されているものや、脚の長さを調整することが出来るものが数多くあります。
その他の部分も日本人が使いやすい様に設計されているのが日本のチェアなのです。
同じチェアで座面の高さを調整したり、張地の色を変えたりなどご使用になられる方にあわせて選んで頂くことが出来るのも日本のチェアの大きな魅力です。
もちろんアフターメンテナンスなども充実しており安心して永くご使用いただくことが出来ます。
そんな自分の、家族のための椅子を探してみてはいかがでしょうか。
日本のチェアはきっとあなたの要望を叶えてくれるはずです。
そんなチェアを含めた使う方にあわせて選んで頂ける家具が集まるイベントを当店にて開催予定です!
開催は3月11日より26日となっております。
詳細が決まりましたら本ブログでもお知らせいたします。
ここまで読んでくださり有難うございました。
次回もおつきあいください。