NOGAMI STAFF BLOG
フェア中の商品をご紹介いたします!
ブログ係です!
今回はちょっと長くなりますので、いきなり本題とさせて頂きます!
お付き合い頂ければ幸いです!
現在、Nogamiでは「Designer’s interior & Sofa Fair」を開催しております!
今回はフェア中の商品をご紹介いたします!
各フェア一点ずつご紹介いたします!
まずはDesigners interior Fairより「FH419」のご紹介です!
1930年にフリッツ・ヘニングセン(Frits Henningsen【1889-1965】)によりデザインされました。
フリッツ・ヘニングセンは優れた技術をもった家具職人でした。
コペンハーゲンで自分の家具ショップを開業し、訪れる人たちとの会話を通じ要望を理解したヘグニセンは要望に応えるために家具をデザインしたそうです。
自らも職人であるためか細部にまで妥協せず伝統的な家具技巧を重視していました。
そんなデザイナーが作り上げた作品の一つがFH419です。
「Heritage Chair」と呼ばれることもあります。
“Heritage”は「遺産」や「世襲」という意味があります。
フリッツ・ヘグニセンは細部までのこだわりから自身の工房以外で製品を製作することに非常に消極的でした。
本作も復刻されるまで限られた数しか生産されていなかったそうです。
完璧を追求したヘグニセンの作風が顕著に表れている本作、張地を張る工程だけで熟練した職人でも12時間を要するそうです。
「本物の完成美」を今に伝える遺産のようなイージーチェアです。
張地に隠れて見えない部分もビーチの無垢材を使用するなど、永く使えるようにするための工夫もなされています。
子や孫に受け継ぐことが出来るようなイージーチェアで、「Heritage」の名に相応しい逸品です。
多忙を極める日々にやすらぎを・・・
思わず深く息をつく座り心地を是非体感しにいらしてください!
続いてはSofa Fairより「AUTHENTICITY SOFA D」のご紹介です!
シリーズ名である”AUTHENTICITY” は「信頼できること」という意味です。
また、「本物」を意味する”AUTHENTIC”に性質を示す語尾”ITY”が付いた言葉です。
こちらは木製のフレーム部分を広島県の府中にある土井木工さんが作成しています。
広島県府中市も古くから家具作りがさかんで、先人の技を今に伝えながら洗練して家具を作っています。
歴史があるからこそ組み上げることが出来るモダンなデザインはどこから見ても美しく、耐久性にも優れています。
座り心地に関する部分を作成しているのはT’s mobileさん。
T’s mobileでは「良い座り心地」を作るために国内外から高品質の素材を調達しています。
しっとりとした座り心地と10年ほど使っても型崩れの少ないクッション材、高密度ウレタン。
復元力の高い寒冷地を渡る水鳥から選別されたフェザー。
他にも使用している素材はすべて厳選された上質なものばかりです。
その素材を生かし、最高水準の座り心地を実現しています。
ソファの生命線は「くつろげること」そして「美しいこと」。
それらを2社共同で作り上げたソファはまさしく「本物」です。
その優しい座り心地を体感しにいらしてください!
今回は現在開催中の二つのフェアより一点ずつご紹介いたしました。
ご紹介した二つはどちらも「妥協をしない」という共通点があります。
大量生産・大量消費の現在ではより買いやすくするためにコストカットが行われているものが多いのです。
ソファは張地で中身の素材や構造が見えないため、素材や構造に妥協を繰り返しコストカットをしています。
値段以上はあり得ないのです。全てには理由があり見合った価格が付けられます。
ソファに限らず妥協は必ず「使い心地」に影響します。
まずは皆様の目で、手のひらで、そして体で体感してください。
そして、納得できるものを選んでいただければ幸いです。
長文失礼いたしました。
本日は以上とさせて頂きます。
読んで頂き有難う御座いました。