NOGAMI STAFF BLOG
一枚板・剥ぎ板のテーブルコレクションがスタートしました!
只今開催中の「飛騨の家具展~BEAUTY FOR LIFE~」も残り僅かとなってまいりました!
イベントは2月25日までで26日には多くの家具が飛騨に戻ってしまいます。
24日と25日にはワークショップ「ウッドバーニング」と「カッティングボード制作」も行っていますのでご家族で遊びにいらしてください!
さほどに難しくないためお気軽にどうぞ
両方とも無料で行っておりますが、数に限りがございます。
ご興味のある方は是非この機会に!
今回も只今開催中の「飛騨の家具展~BEAUTY FOR LIFE~」より展示中の家具をご紹介いたします!
本日は板から仕上げの方法まで自分好みにセレクトできるテーブルコレクションをご紹介です!
まずは展示させて頂いているテーブルをご紹介いたします。
すごく格好良いですよね!
深いブラウンの色が特徴のウォールナットを使用しています。
ダイニングテーブルの大きさにするために二枚の板を真ん中で継ぎ合わせていますが同じ丸太からとれた木材のため色や木目がそろってくれています。
あまり知られていないのですがウォールナットには「白太」と呼ばれる部分があります。
丸太の状態で外側だった部分で、色が薄いのが特徴です。
材質的には家具にしても全く問題ないのですが濃い色の中に薄い色が入りすぎると荒々しく見えてしまうため一般的なものはこの白太の部分を除き、色が濃い部分のみを使用します。
しかし、今回はあえて両サイドに白太を入れてみました!
そうすることで立体感が出てより濃い色と木目が目立ってくれます!
ウォールナットのシックな雰囲気をより楽しんで頂くことができるかと思います。
そして細部の仕上げはちょっとワイルドにしてみました!
板の断面はあまり仕上げず、クラフト感を出しています。
ウォールナットの格好良さをより引き立ててくれていますね!
白太のある両サイドは木の皮を残しています。
素材の持つナチュラルで格好良い風合いを残すことでよりワイルドに仕上げっています。
脚は板の風合いを邪魔せず、ちょっとモダンな雰囲気をプラスする金属製の足をセレクトしています。
光沢感のない仕上げのため脚のみが主張することもなく、デザインもきれいなので迫力のある天板とも馴染んでくれていますね!
全体的に格好良いテーブルに仕上がっています!
そして、このテーブルコレクションの良いところは「全てを選ぶ」ことができる点です!
たとえば同じくウォールナットの板を使用し、もっとシックに仕上げたい場合はこのようにもできるのです!
白太を真ん中にもいれることでモダンな雰囲気にしつつ、落ち着いた感じも出てくれます。
白太の筋が細かく入ると荒くみえますが大きく入ると全体的なまとまりが出てくれますね!
断面はしっかりと仕上げることで落ち着いた雰囲気にしています。
一般的な仕上げてはありますが、大きな板を使うため年輪がしっかりと見えています。
白太の両サイドは木の皮を少しだけ残し、ナチュラルさを演出しています。
立体感も出てくれるため、存在感も増してくれますね!
脚は最初のテーブルと同じく光沢のない仕上げの金属脚をつけています。
天板のイメージだけで全く別のテーブルになっていますね!
実際に御作りする際は加工前の板を見ていただき、仕上げの方法や大きさ、脚のデザインや色などをすべて選んで頂けます!
例えば、ナチュラルな色の天板に木製の足をつけるとこんな感じです!
大きな板を使用したテーブルの何よりの魅力はその迫力です。
在るだけで空間の雰囲気を作り上げてくれるだけの力強さを持っています。
そしてチェアや他のインテリアを引き立てる包容力があり、見ていると心を安らげてくれるようなやさしさがあるのです。
それこそが木の良さなのです。
私たちがご紹介するテーブルコレクションが何故、細部までセレクトできるのか。
それはお部屋に馴染むものに仕上げていただきたいからです。
家具が自己主張する空間ではなく、貴方が暮らしたいと思えるお部屋を作りたいと思うからです。
板の迫力のみでお部屋を作るのではなく、脚のデザインや木の使い方にまでこだわる。
木の迫力と優しさ、各部のデザインと仕上げ、自然と人との調和が貴方のための最高のテーブルを生み出してくれるのです。
今回ご紹介いたしましたテーブルコレクションの名前は『年輪』。
年輪があるからこそ木製のテーブルには木目というアートが生まれます。
暑さや寒さ、風や雪、厳しい環境の中をじっと耐え、一年に一筋づつ約100年間をかけ描きあげる。
それは自然が育んだ唯一無二のデザインなのです。
そして世界で一つの美しさを生かすのは人の手。
通常1年ほどの天然乾燥を10年以上行うことで熟成されより美しく使いやすく。
仕上げにも手を抜かず細部に至るまで。
仕上がった家具に奇抜さも驚きもありませんが確かに美しい。
そんな家具と貴方が出会えることをお祈りしております。