NOGAMI STAFF BLOG
EventInformationです!【2/10~ 飛騨の家具展】
本日はイベント情報をお伝えいたします!
今回は「飛騨家具」に焦点を当てたイベントです!
飛騨家具とは岐阜県の高山市で作られています。
日本で一番大きな市町村で、東京都とほぼ同じ大きさなのです!
その面積の92%が山林で古くからその木々を使った木工で栄えていました。
飛騨の木工の歴史は古く、1300年前には「職人」と言われる人が存在したそうです。
その技術は全国に認められており、平安京や平城京、法隆寺や東大寺の建設にも従事したそうです。
長い歴史の中で培われた高度な技術、深い木材の知識、繊細で優美なデザイン・・・それらは現代にまで受け継がれているのです。
今回、イベントでご協力していただくのは岐阜県高山市にある「日進木工」です。
数ある飛騨家具のメーカーの中から当店が日進木工の製品を推すのには理由があります。
それは「美しさ」へのこだわりです。
日進木工での家具作りは木材作りから始まります。
切って間もない木は水分を多く含んでいます。
その木をそのまま材料として家具を作ると使っている間に水分が抜け、その過程で変形したり割れてしまったりすることがあります。
そのため、木を乾燥させ木材にする必要があるのです。
多くの家具メーカーが木材を仕入れて家具を製作するのに対し、
日進木工では丸太を仕入れ、スライスしたものを自社で乾燥させ木材にしていまています。
乾燥させる際も薬品などに頼るのではなく天日で一年以上をかけ乾燥させることで固く粘りのある良質な木材ができるのです。
時間をかけて作った木材を扱うのは職人たち。
脈々と受け継がれた技術を使い、使う人を想いながら木材を家具にしていきます。
木工機械にのみに頼るのではなく、人の手で作られた家具はどこか温かく優しいのです。
慢心することなく、より良いものを より使いやすいものをと木と向かい合う。
日進木工の家具はそんな職人たちが作り出しています。
良質な木材を職人たちがしっかりと組み上げるからこそ、軽く丈夫な家具が生まれるのです。
家具はインテリアになくてはならないもの。
されどインテリアの主役は家具ではないのです。
「人」なのです。
家具が自己主張する空間ではなく、人が心地よく過ごせる空間を作りたい。
そのために、伝統の技術を生かしながら現代の暮らしに寄り添た家具を作る。
それが日進木工の家具作りへの想いです。
日進木工の家具はすべてがシンプルでモダン。引き算のデザインです。
軽く丈夫なだけでなく、どこから見ても無駄のない美しさを兼ね備えています。
そこには、人々の目を奪うような驚きや奇抜さはありません。
けれど日本人の美意識と生活習慣にいちばん馴染むはずなのです。
「一時の興味ではなく、一生の暮らしを想像しながら家具を選んでほしい。」
そう想いながら家具を作るからこそ、当店の飛騨家具は日進木工なのです。
そんな家具が集まる「飛騨の家具展」は2月10日~25日までとなっております。
期間中は【飛騨の物産展】も開催され、期間内の土・日・祝日は【木と触れ合うワークショップ】も開催されます。
ご家族やご友人とご一緒に楽しんで頂けますので是非、皆様ご一緒にご来店ください!
その他、詳細は決まり次第ブログ等で告知いたします!