NOGAMI STAFF BLOG
ギャッベができるまでです!
本日の朝、南海放送『おうちLABOプラス』にて当店を紹介して頂きました!
後日、youtubeにて配信されるようなので興味のある方はご覧ください!
配信されましたらお伝えいたします。
本日はイラン遊牧民が紡ぐ手織り絨毯のギャッベが出来るまでをご紹介いたします!
まずは羊毛を染色していきます!
ザクロの皮などの草木を使って染めます。
科学染料にない温もりや深みのある色に染まるんです!
次に染めた糸を織子さんが織っていきます!
日本の織り機のようなものではなく専用の爪のような道具で叩くように織っていくのです。
潮干狩りの時に使う熊手の凄いやつみたいな感じで、ブログ係がちょっと素振りしただけで疲れるほど重たいのです。
そのような道具を使い毎日数センチずつ織って行くのです。
アートギャッベはひとりで織るのではなく家族で話しながら織ります。
家族が笑いながら紡いでいくので、綺麗で見ている人も笑顔になる絨毯ができるのでしょうか。
数か月の長い時間をかけてギャッベを織りあげると仕上げをします
まずはギャッベを炙ります。
絨毯をあぶるって・・・って感じですよね。
ブログ係も聞いた時は驚きました。
この作業は遊び毛という余分な羽毛を取る為に必要な工程なのです。
炙って洗浄したギャッベはこんな感じになります!
右が炙ったあと、左が炙る前ですがこんなに綺麗になるんです!
目が詰まっていて上質な羊の毛で作られたギャッベは余分な毛だけが燃えて、燃え広がらないんですよ!
洗浄したのちに最後の仕上げをしてギャッベが完成するのです。
完成したギャッベは現地で買い付けを行います。
質やデザインを見て良い物だけを厳選して輸入しているのです。
そうして集められた商品が当店や他の販売店に並ぶのです。
現在開催中の「アートギャッベ展」では280枚ほどのギャッベを展示しています。
様々な人の想いをのせた美しく優しい絨毯たちです。
ご予定がよろしければ是非、絨毯たちに逢いにいらしてください!
アートギャッベ展は今月18日まで開催しております!
本日はここまでと致します。
読んで下さり有難う御座いました!