今回は長文なので、早速本題に参ります!
お付き合い頂ければ幸いです。
本日は「オイル家具のメンテナンス方法」をお伝えいたします!
本ブログでも書いたことがあったのですが・・・画像も少なく分かりずらかったかと思います・・・
なので今回は画像多めでお送りいたします!
今回、メンテナンスするのはこちらのテーブルです!
普段は水拭きと乾拭きでお掃除をしているのですが、オイルが抜けて白ぽっくなっている場所がありました。
傷がついている場所も・・・
オイル家具ならこれらをメンテナンスして綺麗にすることができるんです!
それでは初めて参ります!
用意するものは「家具用オイル」「ウェス(二枚)」「オイルを入れる容器」「タオル」「サンドペーパー(240番・400番等数種類)」「水入りバケツ」「掃除道具」です!
サンドペーパーで木の表面を研磨するのですが、結構な量の粉が出ます。
床などに新聞紙などを敷き作業したほうが良いですよ。
特にコンセントの近くで作業する際はお気を付けください!
まずは拭き掃除を行います。
水で濡らしたタオルでシッカリと汚れを取っていきます。
その際に傷やへこみがないかを確認してください!
もし、傷やへこみがあった場合は水で濡らしたタオルやティッシュを上に置き放置します!
傷の深さや傷の方向により治りにくいものもありますが置いたタオルが乾くごろには目立たなくなっているかと思います!
小傷程度でしたらこの後の工程で綺麗にすることができますので目立つ傷に濡れタオルなどを置いてください。
目立つ傷がふさがり、表面が乾きましたら「サンドペーパー」で表面を研磨します!
今回は画像の「240番」「400番」「800番」のほかに「180番」のサンドペーパーを使用いたします。
サンドペーパーは番号が小さいものほど目が粗くなっています。
サンドペーパーを使用するときは番号の小さいものから使用してください!
今回は思ったより汚れていたため180番のサンドペーパーを使用しましたが通常でしたら240番からで十分ですよ!
この際必ず木の目に沿って研磨してください。下の画像ですと左右の方向です。
目に逆らって研磨すると傷になってしまいます。
研磨する際はサンドペーパーを板などに巻きつけると綺麗に研磨することができます。
全体を均一に研磨してください。
コツは思い切ってやることです!
ただやりすぎると色むらの原因や経年変化の色がなくなってしまうのである程度の加減は必要ですが・・・
全て研磨するとこんな感じです!
いつもは400番で終わるのですが今回は800番まで行ないました!
各メーカーで何番まで行うかの推奨が異なります。オイル家具を作っているメーカーでしたらホームページに書いてあることが多いでご参照ください。
メーカーがわからない場合はお買い求め頂いたお店にお問い合わせてみてください。
研磨が終わるとオイルをしみこませます。
毛足のない「ウェス」と呼ばれる布をご使用ください。
オイルは容器に移したほうが作業がしやすいです。
プリンの容器などがオススメです!
あとは布に染み込ませ家具に塗っていきます!
思ったより沢山のオイルを吸収します。
光を当ててみて乾いた感じになっている場合はオイルが足りない状態ですのでもう少し塗ってあげてください!
全体に塗り終わったら20分ほど乾かします。
ブログ係は待ち時間に研磨の際にでた粉をお掃除しています。
時間がたつと表面に余分なオイルが出てきて斑点状になることがあります。
そのまま乾いてしまうと見た目にも良くないので乾いたウェスでふき取ってください。
塗った量にもよりますが数十分おきに一時間ほど様子を見て頂ければと思います。
余分なオイルが出てこなくなったらメンテナンス終了です!
メンテナンス終了後がこちら!
オイルが抜けて白くなっていた部分は元の色に戻り、傷もほとんどが修復されています!
この方法でほとんどの傷やシミ、汚れを綺麗にすることが出来るんです!
年に一度程度このメンテナンスをしていただければ、綺麗に長く使って頂くことができます。
慣れてくるとメンテナンスも楽しいですよ!
今回ご紹介したのは「オイル家具のメンテナンス方法」です。
ウレタン塗装の家具などはサンドペーパーで研磨することが出来ません。
ご使用になっている家具がオイル家具かわからないという場合は販売店へお問い合わせください。
メンテナンスが必要なオイル家具ですが、メンテナンスをするごとに愛着わき、家族の一員のようになってきます。
今回のブログをオイル家具をお持ちの方はもちろん、検討中の方も参考にしていたでければ幸いです!
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください。
今回はここまでといたします。
明日(3/16)はブログの更新はいたしませんが、お店は通常通り営業しております。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
今回も読んでくださりありがとうございました。