NOGAMI STAFF BLOG
HOKKAIDO×HIDA展残り一週間です!【~3/6】
現在開催中のHOKKAIDO×HIDA展も残すところ一週間となりました!
本日は本イベントの全体的な趣旨をご案内いたします。
今回のイベントは「日本の森から生まれた木の家具展」をメインテーマに掲げています。
日進木工の高橋さんにお話を伺ったところ昔と比べると日本の木材で作った家具は減ってきているそうです。
もしかしたら数十年後には国産の木材での家具の製造は難しくなるかもしれないとのことでした。
それは日本の森の木は杉や檜が多くを占めていることが原因だそうで
戦後、育つのが早い針葉樹を植林したためかと考えられます。
杉や檜は柔らかいため永い間お使い頂くことができない場合もあるので
そのため現在作られている家具としては多くはありません。
家具の材料に適しているナラやカエデは今の日本の森にはあまり多くないそうです。
そして、木材とて使うために植林しても30年以上の年月が必要です。
そのため、家具に適した木材の多くは海外からの輸入に頼っているのが現状なのです・・・
私たち日本人は昔から木と共に生きてきました。
お箸から住居に至るまで多くのものを木で作り、治し、共に生きてきた「木」。
近年、それらの多くが木材以外の素材で作られるようになりました。
この機会に今一度、日本の木に、そしてそれを加工する日本の職人の技に触れてみてはいかがでしょうか?
直に木に触れて頂くための家具の端材を使ったワークショップも開催しております。