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「アートギャッベ展」開催です!【12/15~12/24】

毎年恒例となりました「アートギャッベ展」の季節がやってまいりました!

今年で11回目を迎えるアートギャッベ展は明日、12月15日から開催いたします!

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「ギャッベ」とはイランの遊牧民の女性が手織りで紡ぐ絨毯のことです。

大きな特徴は長い毛足と密度です。

ギャッベは遊牧生活の中で欠かせない役割をもっています。

それは「床」としての役割です。

遊牧民の方々が暮らしているのはゴツゴツとした大地の広がる荒野のような場所です。

遊牧されるため固定の家などはもっておらず、テントのようなものを張りながら移動しつつ暮らします。

もちろんフローリングなどはなりません。

移動が可能で、ゴツゴツした大地の上でも痛くない。

そんな柔らかく、かつ強靭な床の代わりになる物・・・それがギャッベです。

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ギャッベは遊牧民の女性が紡ぎます。

姉妹や家族とともに・・・母に教えてもらいながら・・・

そこに描かれる模様は実に様々です。

風景画のような柄、静止画のような柄、幾何学模様など織子と呼ばれる方々が想いを込めて織り上げます。

その柄はまさしくアートです。

とてもあたたかく優しい風合いは国境と文化を越えて私たちを楽しませてくれます。

カシュガイ遊牧民

元々はゴツゴツした地面に敷く絨毯だったギャッベ。

それは日本の生活にもとても相性が良いです。

日本でお住まいの多くの方が室内では靴を履かずにお過ごしになるかと思います。

そしてギャッベは踏んで頂くととっても気持ちが良いです!

だだ毛足が長いだけでなく、高品質の羊毛を高密度で織り上げることにより

なめらかでしっとりとした柔らかな踏み心地になっています。

さらに、床暖房やエアコンの暖気をしっかりとキャッチしてくれるのでこれからの季節の必需品となってくれると思います。

夏は羊毛のもつ吸湿作用により爽やかに使って頂くことができるため年中快適に使って頂くことができます。

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アートギャッベとはギャッベの中でもデザイン性、品質の高いギャッベのことです。

今年もアートギャッベが300枚ほど届きました!

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上の画像は去年のですが今年は展示場所を少し変えてより見やすくさせて頂いております。

柄もとても良いのが届いています。

本当は15日からのお披露目ですが・・・少しだけお見せしちゃいます!

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こちらのギャッベは パッチワークのような柄になっています。

ギャッベを代表するような柄が沢山ちりばめられており、初めてギャッベをご覧になる方も

もうお持ちの方も楽しんで頂ける一枚です。

緑、青、橙、赤、白・・・と多彩でお部屋を明るくしてくれます。

ナチュラルな雰囲気にはぴったりです。

 

もう一枚だけお見せいたします。

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青色の濃淡でグラデーションを出した一枚です。

染め具合の違いだけでここまでのコントラストが出せるのも草木染の良いところでしょうか。

ギャッベによく見る柄はありませんが、質感はとてもよくギャッベらしいギャッベがお好きでない方にもおすすめです。

シックで格好良い感じのお部屋にも合いますよ!

 

サイズは35cm角のミニギャッベからとても大きなサイズまで様々あります。

手織りのためその全てが世界に一枚しかありません。

Nogamiでは今年最後のイベントです。

ご来店をお待ちしております。

言葉では書き表せない踏み心地のギャッベです。

是非、体感しにいらしてください!

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